あるあるレポート
2016年10月号(10月27日発行)

職業能力開発サービスセンター(サービスセンター)が実際に行っている企業訪問等での相談・支援などに関する現場レポートをお届けするコーナーです。


第13回は、山梨職業能力開発サービスセンターの現場レポートです。




ケース1 導入レベルのキャリアコンサルティング講習



平成28年度第1回職業能力開発推進者講習「導入レベルのキャリアコンサルティング」の実施に向けて、日程を9月8日・14日(2週2日)と設定し、講師は、キャリアコンサルタント養成講座チーフトレーナーで、数々の講師実績のある塩見統子さんを東京から招くこととしました。

7月下旬、職業能力開発推進者宛てに、案内パンフレットを発送し募集をスタート。24名の申し込みがありました。

講習では、「相手の気持ちを尊重し、傾聴できる」ことを重視し、「キャリアコンサルティングの必要性とその背景」、「カウンセリングマインドと聴き方」などの講義や、「キャリアシート作成」、「ロールプレイ実習」など日常的キャリア形成支援に必要なスキルと考え方を、計2日間にわたり、学びました。

講習は、経験豊富な講師の塩見統子さんと、レベルの高い受講者(講師談)に恵まれ順調に終了しました。


受講後のアンケートの一部をご覧ください。

「講習に参加しての全体の感想は?」に答えて、
・聞きやすく、楽しく演習ができた。
・具体的な事例でテクニックを身に着けることができた。
・講義と演習が程よかった。
・人数も多すぎず良かった。メリハリがあった。
・自らを見つめなおす良い機会になった。
・要点をうまく伝えてくれた。
・解りやすかった。キャリアコンサルティングというものがどんなものか良く分かった。
・ロールプレイを通じ、キャリアコンサルタントの役割を実感できた。
・キャリアコンサルティングプロセスを再確認し、自分の不足部分の気付きがあった。(原文のまま) 


このアンケート結果から、この講習の良さが読者の皆様に伝わったでしょうか? 山梨サービスセンターでは「導入レベルのキャリアコンサルティング講習」の良さを、多くの方々に伝える取組みを続けてまいります。

職業能力開発推進者講習は、全国の職業能力開発サ−ビスセンターの主催で毎年開催されております。多くの方の受講をお待ちしております。

(全国の職業能力開発推進者講習のスケジュールはこちら




ケース2 キャリア診断サービス



今年度、山梨では、「キャリア診断サービス」を多くの企業で実施していただくため、サービスセンター全員で普及に取り組んでいます。

企業訪問先での提案はできるだけ判り易く、次のような切り口で行っています。「貴社が提供しているキャリア形成支援と、従業員の求めているキャリア形成支援とのギャップを診断し、今後の支援の参考にしませんか?」
「キャリア診断サービスで、キャリア形成の健全度を診断しませんか?」
すると複数社から「キャリア診断サービス」を実施したいと、ご回答をいただけました。



そのうちの1社の事例を紹介します。
[株式会社アットブレイン]
情報通信業を営む、平成27年4月創業の新生企業です。昨年9月に代表取締役が助成金活用目的で、山梨サービスセンターの窓口を利用されました。経営理念を「利他の心」として「従業員の物心両面の幸せの実現」を目指しており、「働きやすい職場」「従業員を大切に考えている経営者」として強い印象を持った企業でした。



キャリア形成サポーターがキャリア開発アドバイザーを伴って訪問したのは、今年の5月も後半でした。代表取締役と総務担当者が応対してくださり、早速前述の提案をしました。

「キャリアコンサルティングの効果が未知数なので、社員2名にキャリアコンサルティングをお願いしたい」「その結果を見て、9月以降にキャリア診断サービスとキャリアコンサルティングを予定したい」とのご回答をいただきました。

6月下旬、キャリアコンサルティングを実施し、7月にその概要を報告。その後しばらくして、人事担当者から「キャリアコンサルティングの効果が確認できた。社員に提供しているキャリア形成支援と、社員の求めている支援を比較したい」と、キャリア診断サービスの申込書が届き、予定通り9月の実施が決まりました。


「キャリア診断サービス」は「キャリア形成支援の健全度」を診断し、終了後「診断結果」が提供されます。さらにご希望により「キャリアコンサルティング」もご利用になれます。ぜひ活用をご検討いただきたいと思います。




山梨職業能力開発サービスセンター
TEL:055-243-4918
FAX:055-243-4919
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