あるあるレポート
2016年3月号(3月24日発行)

職業能力開発サービスセンター(サービスセンター)が実際に行っている企業訪問等での相談・支援などに関する現場レポートをお届けするコーナーです。


第9回は、鹿児島職業能力開発サービスセンターの現場レポートです。



鹿児島県職業能力開発サービスセンターでキャリア形成サポーターを担当しております 池元正美 と申します。今回は社会福祉法人 敬天会での事例を通して鹿児島での取組みをご紹介させていただきます。


敬天会様とのお付き合いは2013年、当協会にキャリア形成支援、人材育成に関しての問い合わせをいただき企業訪問したのが始まりです。初回訪問の際、サービスセンターでの支援内容を説明し、最初の取り組みとして「職業能力開発推進者講習」への参加をお勧めしました。早速、担当の方を含め4名が参加され「導入レベルのキャリア・コンサルティング」について、企業がキャリア形成支援に取り組む意義や手法、人材育成における対応等について学んでいただきました。


企業訪問の際、経営陣との面談の中で、組織が抱えている課題を明確にし、人材育成、組織開発に繋いでいきたいという思いを伺い、「キャリア診断サービス」の導入に取り組むことになりました。経営者・担当者との打ち合わせの他、従業員へキャリア診断の趣旨・内容、キャリア形成の必要性についての説明会を実施し、キャリア・カウンセリング実施後は、企業側が対象者に対して行った無記名のアンケートにより、キャリア・カウンセリングの効果及び必要性についても検証しました。経営者・担当者への結果報告の後、管理職向け、従業員向けとそれぞれにフィードバックを実施することで、組織全体で課題を共有できる環境づくりに努めました。


私がファシリテーターを務める形で、管理職の面談スキルや会議等における課題整理についての勉強会を実施し、キャリア診断結果の活用に取り組んでいただいております。担当者の一人は標準レベルのキャリア・コンサルタントの資格を取得し、キャリア形成支援の体制も整いつつあり、少しずつ結果に現れてきているようです。現在は「シニアが活き、シニアを活かす能力開発・処遇改善等プロジェクト」に取り組んでおり、今後も更に連携し、従業員のキャリア形成支援に積極的に取り組んでいければと考えております。 図:キャリア形成支援への取組の流れ


鹿児島職業能力開発サービスセンター

TEL:099-226-3240

E-mail: kagoshima@syokunou.or.jp

URL:http://www.syokunou.or.jp/pro.html