あるあるレポート
2015年10月号(10月29日発行)

職業能力開発サービスセンター(サービスセンター)が実際に行っている企業訪問等での相談・支援などに関する現場レポートをお届けするコーナーです。


第4回は、鳥取職業能力開発サービスセンターの現場レポートです。

鳥取サービスセンターでは、平成25年度より「キャリア支援企業サークル活動」を年に数回開催しており、今回はその開催風景をレポートします。




企業訪問の際に、経営者・経営幹部(特に2代目等の若い層が多い)や管理部門管理職等から、人事・人材育成担当者が参加する勉強会ができないか、人事・人材育成担当者のレベルアップを図りたい等の相談がかねてからあり、平成25年度から「キャリア支援企業サークル活動」をスタートしています。この活動では中小企業の人事・人材育成担当者から経営者レベルの方々が集まり、人材育成・キャリア形成支援についての情報交換・意見交換をしながら学んでおり、平成25年度は5回、平成26年度は7回開催し、平成27年度も6回の予定で開催しています。

これまでこの活動では、人事・人材育成関係の「応用コース編」と具体的な「事例発表編」を実施していますが、その内容についてご紹介します。



まずは、平成26年度の「応用コース編」です。

「企業におけるコーチングの必要性と実践」「生産性の高い会議運営」「相手に応じたコミュニケーション」「ストレスコントロール」「チームビルディング」をテーマに、あだち人材育成研究所代表の足立博俊氏を講師に招き、都合、5回にわたって勉強しました。





参加者からは、「実技の時間を多くとってあったので、積極的に参加することができました」「今できることを少しずつ行動に移していきたいです。他社の話を聞けるのもうれしかったです。」「自社の会議の問題点と、どうすれば効果的に運用できるのかのヒントをいただきました。」といった前向きな感想が多数ありました。



次は、平成25年度の「事例発表編」です。

「あきらめない完熟教育」と題し、田代珈琲株式会社 代表取締役社長の田代和弘氏を講師に招き、平成25年12月6日に事例発表を行いました。

田代珈琲株式会社は、「キャリア支援企業表彰※2012」の受賞企業です。

※「キャリア支援企業表彰」は、従業員のキャリア形成支援を推進し、また、成果を上げている企業を厚生労働大臣が表彰する制度です。





事例発表では、田代社長に、2001年からスタートした経営指針の作成から現在に至る経緯やその折りにご苦労された点など熱い想いを語っていただきました。経営指針の実践から社員への浸透までのステップや社員を大切にする考え等の話に、参加者は多くのことを学ばれたと思います。

参加者からは、「社長と社員が10年後を語る場を持っていることが大変参考になった。」「事例発表後の発表者を交えてのグループ討議の形式はとても良かった。」といった感想等がありました。



紙面の都合もあり多くをご紹介できませんが、講師の皆様のおかげで大変有意義な内容であると毎回大変好評です。講演(事例発表)後のグループ討議・意見交換では、参加者が積極的かつ真剣に取り組んでいます。また、必ず参加企業間の情報交換等の異業種交流も行っており、参加者からは「いろいろな業種の担当者の意見が聞けて良かった。」等の声を頂いています。



鳥取県は、全国でも面積が小さく人口も少ない県です。

特に大企業の事業所閉鎖などの「地域経済の崩壊」が進み、まだまだ閉塞感が拭えない時代が続いていますが、中小企業の現状や取り巻く環境を踏まえ、少しでも何かお手伝いができないかとの想いで日々活動を推進しております。




鳥取サービスセンターメンバーです。

左から、渡邊スタッフ、足立人材育成コンサルタント、杣人材育成コンサルタント、牧原キャリア形成サポーター、近藤キャリア開発アドバイザー





鳥取職業能力開発サービスセンター

TEL:(0857)21-1626

E-mail:sc31@hal.ne.jp

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